フリーランスになりたいけど、仕事を取れるか不安…
社会的信用を勝ち取れるか不安…
信用はフリーランスに限ったことではなく、会社員の方にも通じることです。
社会には、技術が高くとも、仕事がない人がゴロゴロといます。
フリーランスとして案件を受託したり、サービスを作るために、信用は重要です。
私も信用によって助けられたことが、過去に1度や2度で無いので、痛いほど教訓を得ています。
今回は、武器にも防具にもなる、人生に欠かすことのできない信用について、掘り下げていきます。
信用は、時にお金を凌駕する
信用は馴染み深い言葉ですが、近い言葉で信頼があります。
勘違いされやすい2者ですが、似て非なる言葉です。
信頼とは、
信じて頼ること。
信用とは、
信じて任用すること
「頼る」と「任せる」は違います。
例を挙げると、金融機関の信用取引や、クレジットカードの信用などが分かりやすいでしょう。
信用と信頼の意味合いから、事情者は、いかに信用が大切か分かります。
仕事や報酬は一時的だとしても、勝ち取った信用は、扱い方を間違わなければ、すぐに崩れません。
築いた信用から次の仕事をいただくことも、往々にしてあるのです。
信用=実績の構図は、確かに存在するが、人格も必須項目
仕事による信用の培い方で、もっとも分かりやすいのは実績です。
営業マンの実績なら、シンプルに営業実績です。
営業実績も件数や売上だけでなく、顧客満足度、継続年数、安定した受注など、いわば総合力を指します。
信用があれば、報酬面以外で優遇されることもあります。
私は以前、毎月10万円くらいはかかる事務所費用を、取引先に支払っていただいていました。
事務所費用以外でも、案件の紹介や相談、格安で車を借りれるなど、様々な面で優遇を受けていました。
こういった「報酬以外の報酬の受け取り方」も、フリーランスとして生きるために大事なノウハウです。
しかし、以上のことは、実績がある場合のケースです。
まだまだ駆け出しで、技術も実力もないころは、実績作りまで遠く、日の目を見るまで日数が掛かってしまいます。
実績がない場合の勝負材料は、想いや理念、若さ、ポテンシャル、キャラクター性です。
日々の情報発信や、既に実績が出ている人との関わりを大切にし、なんとか1つ実績に繋げて行きましょう。
1つの成功事例を作り、自信と実績にしてしまえば、臆することなく進めます。
実績を作った後、仕事が多忙になるあまり自己研鑽に時間が作れず、キャラクターが薄いまま活動する方も多数のため、確固たる理念や思想を謳うのは有効と言えます。
信用から、売上に繋がる瞬間を見逃さない
大切なことは、信用を築いた先のゴールです。
スポーツで言うところの「試合に勝ったチームの行方」を、デザインしなくてはなりません。
例え数百、数千万円の案件を終え、社会的信用を得た後に必要になってくるのは、休暇ではなく、次の案件です。
実際に数億のプロジェクトを終えた後も、生活に苦心するプロジェクト関係者は往々にしています。
信用(実績)を培ったけど、次の仕事に繋がらないケースです。
そういったケースを防止するためにも、日々周りに感謝し、信用を掲げ、次の案件に挑戦し続けることがフリーランスとして必須科目になります。
また、信用から次の案件に繋がるとき、自分のなにが決め手となって案件を紹介してくれるか、マクロ単位で調査し、再現性を高めることも大切になります。
自分を選ぶ理由として考えられるのは、スキルや人格、値段、人脈など、結局は総合力です。
ここ数年で、信用がお金以上の働きをすることが実感できる時代になりました。
代表例で言うところの、クラウドファンデングやSNSのフォロー者数です。
信用の性質を、細かく分解し、いかに理解するが大切になってきます。
まだまだ深い信用について、もっともっと学んで行きます。