お金はあった方が良いのか、なくても良いのか?
結論、小さな子供から大人までほとんどの人が「あった方が良い」と答えるでしょう。
しかし日本では、お金の話をした瞬間に苦い表情をされる確率が割と高いと思います。
「お金は汚いもの」と長い歴史の中で擦り込まれてしまったので、気軽に資産の話ができない方も多いかもしれません。
私は「お金はできるだけ多くあった方が良い」と考えます。
なぜなら、お金があることで自由になれるからです。
お金があることで増える選択肢やメリットが本当に多いのです。
今回の記事では「お金があってこそ自由になれる」理由を、私の経験を踏まえた上で解説します。
「お金持ち」と「金欠」の両方を経験したから言えること
私は大学卒業後20代から30代前半まで、お金に困ったことはほとんどありませんでした。
浪費はあまりしないため、最低限の収入さえあれば事足りてしまいます。
30代になって本格的に営業を始めてからは、サラリーマン時代では考えられないような給料が入るようになり、お金をある程度持つようになりました。
20代の衣食住は質素でしたが、営業で実績を残せるようになってからは、お金を惜しみなく使うようになります。
旅行に行って美味しいものを食べたり、服もブランドものを着るようになったり…。
しかし、稼げるようになって足元をすくわれる事件がありました。
ヘリコプターとジェット機の投資案件で詐欺に会い、総額で2000万円近くを失ったことです。
調子に乗って、高級時計のローンをいくつか組んでいたのもあり、返済もできなくなりました。
手元の現金も無くなったので、ジリ貧の生活を余儀なくされ食べることにも困ることに。
お金がないことで、寂しさと不安と恐怖で外にも出れないくらいでした。
お金が無い体験を通して、お金があることで心の安定が得られることを身をもって体験しました。
お金があると選択肢が増える。選択肢が増えると自由度が増す。
お金があると、何をするにも選択することができます。
例えば、衣食住では住みたいところ、着たい衣服、食べたいものを自由に選ぶことができます。
お金があると美味しいものを食べることもできますし、バランスの良い食事も可能です。
高いお金を払って健康的な食生活を送ることもができます。
住む場所も衛生的で広く、便利なところに住むことができるのです。
自分への投資であれば、学校教育、スキルアップのための講習など、幅広く選ぶことができるでしょう。
自己投資は結果的に収入アップへと繋がるので、更にお金を稼ぐチャンスを得られます。
遊びもお金をかければ、普段では体験できないこともできます。
以上の例をとってみても、選択肢が増えることはそれだけ自由度が増すと言えます。
仲間への仕事の依頼が可能となり、自分の時間が増える
サラリーマンだと1日8時間は拘束されます。
しかも満員電車に乗って、会社まで行く時間と労力も相当かかります。
お金があれば時間を拘束されることもなく、仕事をするしないも自分で選択ができます。
私自身も仕事をする時間は実際に2、3時間くらいです。
あとは自分の好きなことやコンテンツを作るのに時間を使っています。
現在は代行サービスの増加で、お金を払えば様々なことを依頼できる時代になりました。
私も得意でない業務などは外注してやってもらっています。
お金がない時は自分で時間をかけて業務的なことも行っていましたが、今は業務を外注して空いた時間は自分の事業のことを考えたり、インプットすることに時間をかけています。
このように、お金があると時間を買うことができるので、使える時間が増えていくのです。
経済を学ばないデメリットは大きすぎる
実際にどれだけお金があれば自由になれるかは、人によって異なります。
年収500万円でも自由な人もいますし、年収1500万円でもジリ貧な人がいます。
この点はお金の使い方、守り方、貯め方に関わるところなので、別の記事で触れたいと思います。
確実に言えることは、お金はあるだけあった方が良いと言うことです。(かといって拝金主義ではいけません)
これから社会に出ていく学生の方であれば、お金を持つメリットをしっかりと学んでいただきたいと思っています。
社会人の方でまだ経済的に自信のない方は、お金を主軸に置きながら将来設計を描いていただきたいと心から思うばかりです。